柄の修復
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前回までノコギリの刃の方をやってきましたが、今日は柄の方をレストアしていきます。
さてとこの柄、何の木かな?おそらくはオークだと思うが、塗装を削ればはっきりしそう。
この塗装はシェラックっぽいな。だいぶ古びて、手垢だか汚れやキズもある。
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とりあえず表面の塗装をはがすのに、カードスクレーパーで削る作戦でいきます。
このスクレーパーは半分自作で、三角のと短パンみたいな形のものはヒートガンにおまけでついていたもので、本来は柄に取り付けてヒートガンであたためたシールとか塗料をはがすときに使うやつ。形状としてはプレス切断しただけの切りっぱなしの板でした。
もう一枚ある長方形のものはダイソーで売っていた100円のノコギリをばらして、ノコ刃の部分を落としたもの。
それらに刃返り(burr)をあえて付けることで、刃物として利用するキャビネットスクレーパーともいわれるやつ・・・の模倣です。
ダイソーの以外は厚みがありすぎて曲がりません😅本当のカードスクレーパーは手で軽く曲げながら使います。ダイソーの方は曲がるんですが、こっちは薄すぎてペラペラ。
まあ、それでもなぜか削れてしまうので使えるは使える。ただ、ちゃんとしたものの方がたぶんいい。
興味のある人は”キャビネットスクレーパー”や”カードスクレーパー”で検索してみてください。
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まず、平面はこの三角形のもので削っていきます。これ、本当に意外と削れる。特に表面の塗料を落とすだけならば、紙ヤスリより効率がいい。
紙ヤスリでガシガシ削るには目の粗いものを使うけど、その分、材料に引っかき傷がついてしまう。さらに塗料なんかはすぐに目を詰まらせてしまうから、効率が悪い。
その点カードスクレーパーは、塗料をガシガシ削っても目詰まりはほとんど気にならず(少しは刃につく)、しかも切削面の荒れが少ないのですぐに仕上げ作業に移れる。
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曲面もこの短パン型のアール部分で削れます。短パン型・・・ちゃんとした名称何だろう?
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基本的に先の2種類だけで塗装はほぼ削り落とせました😆ただ、このスクレーパーは刃先が粗いので、これから仕上げ用のカードスクレーパーをかけていきます。
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ダイソーノコスクレーパーの出番。これはよくしなるので、いろんな面に対応できます。バネっぽい素材のため曲げても戻るし、付けた刃も先の2枚よりずーと質が良く、光沢のある仕上げ面を作れるのだ。恐るべしダイソー・・・?😎
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装飾(チップカービング)の部分はカービングナイフでひと削りしています。
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ダイソーノコスクレーパーでほぼ仕上げ、一部#400の紙ヤスリで磨いたところです。
あえて、いくらかのキズは歴史感としてのこしました。 下地としては十分ではないでしょうか😆
塗装するよ
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下地ができたので、塗装していきます。 今回チョイスしたのはDIYにに人気のオスモオイル。
以前にアウトレットで安くなっていたものを購入したのだけど、ちょっとずつしか使わないからなかなか無くならない。
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オスモオイルは缶の中で分離しやすいから、使用前によく混ぜる。そして使い終わったら缶のフタに食品ラップを挟んで閉めると、乾燥しにくいよ😄
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刷毛でオスモを塗ってから、30分後にボロ切れなどで拭き取ります。乾燥させるのに1~2日置いておくっす😤
乾燥待ちのため、ここまでです👋
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