ユーティリティーナイフについて(About utility Knives)

その他

はじめに

みなさんこんにちは。DIYヤー改めDIYリワーカーの、のぶたです😎
急な改称なんだけど、なんだかね『DIYヤー』というのも日本のDIYというと、インテリアやエクステリアを自分で作る人の場合が多いから、おいらのやっている道具のレストアはちと違うかなというのと、○○ヤーというと『転売ヤー』を思い浮かべてしまい、イメージがわるいのだ(いまさら)😆
DIYリワーカーというのは rework(修正、再加工、手直し)から名付けたのだけど、最初はレストアー(restorer)にしようと思ってた。
でも、英語の意味が restorerだと、骨董品や美術品の修復者の意味合いが強いみたいで、これはちょっと違うかなと。
reworkにerを付けて、『再加工する人』の意味にならないかなと思ったんだけど、該当する英語が見当たらないから造語になるのかな?ちなみに、日本でreworkerを検索すると、転職・求人サイトにヒットする😅

日本でよく使うリメイク(remake)は英語圏だと「古い映画や音楽を、新しく作り直す意味」と限定的な使い方になるみたい。
他にもrecastやremodelにrevamp、rebuild、repairなどなどの英語があるけど、どれも微妙に違うので、非常に悩んだ。

アックスブレーンの替刃

ここから今回の本題(というほどの内容でもないけど)。
この画像にある黄色い物体は、ユーティリティーナイフの替刃ケースで、アックスブレーンという大阪にある会社の製品です😶

AXBRAIN(アックスブレーン) 折りたたみ式ユーティリティナイフ用替刃 12枚入

このナイフはIRWINのユーティリティーナイフで、おいらが大道具をしている時から愛用しているもの😁
今まで使用していた刃の在庫がなくなってしまったので、新たにこのアックスブレーンの替刃を購入してみました。

っと、ここまでユーティリティーナイフ(リトラクタブルナイフ)と書いても、日本ではそれほどメジャーな道具ではないから、知らない人も割といるのではないだろうか?

こいつはまあ言ってしまえばカッターナイフです。
日本でカッターナイフと言えば刃を折るタイプが一般的なんだけど、そのタイプを世界で初めて開発したのがOLFAの創業者である岡田さん。
この発明が大ヒットして世界中で使われるようになったということです。

ユーティリティーナイフというのは、主に欧米の現場作業でよく使われている刃物で、刃は折らずに台形状の替刃を丸々交換して使います。
オルファの刃より少し厚めで、簡単には折れないので少しヘビーな使い方をしても大丈夫。
グリップも金属製だったり丈夫なものが多い(このIRWINのものはアルミ製グリップ)。
その代わりというか、刃が短く、カッターのように思いっきり長く出して切るという無茶な使い方(できれば折れ線なしの専用刃でやってね)はできない。

ユーティリティーナイフの台形の刃は規格が統一されているようなので、違うメーカーのものでも装着可能。

また、ストレートのブレード以外にもノコギリ刃や、アクリル切断のフック刃、カーペット専用ブレードなど様々な形状のものが販売されています。

ところで、そのカッターナイフ(cutter knife)という呼び方は、和製英語で、英語圏ではユーティリティーナイフ(utility knife)と呼ばれているそうな🙄
ややこしいけど、カッターナイフもユーティリティーナイフも英語圏ではユーティリティーナイフで、逆に日本では、折れる刃のナイフはカッターナイフ、折れずにこの台形タイプの替刃を使用する物をユーティリティーナイフと呼び方を区別してます。

他のナイフとの比較

ちょっと手持ちの替刃ナイフ類と並べてみました。
上からOLFAのクラフトナイフ(廃盤なのか、ネットで調べても同じものが出なかった😓)
中央がNTカッターのカートリッジ式のL刃、少し古いタイプ(現行品はゴムグリップ付き)
下がIRWINのユーティリティナイフ[IRWIN FK150 Folding Utility Knife]

同じような刃物だけど、用途は若干違う。
クラフトナイフはその名の通り、工作などのハンドワークまたはアウトドアにも使える頑丈なブレードが特徴で、その刃厚1.2ミリに片研ぎ刃、しかもサビにくいステンレス製。
刃を全出ししても使用可能だから、削りものにも使える。
余談だけど、OLFA WORKSの出しているアウトドア用のブッシュクラフトナイフはとてもカッコいい😆

NTのL刃カッターは一般的な”折れる”カッターブレードを使用できるから、常に最高の切れ味を保って作業できる。
刃の厚みは約0.5ミリで、基本的には柔らかいもの、繊細なものを切る時に使っています。
(替刃には、切れ味鋭い”黒刃”や、厚み0.6ミリの”厚刃”に先にあげた”折れ線なし刃”なども販売されている。)

IRWINのユーティリティーナイフは、どちらかというと上の二つを足して2で割った感じのもの。
刃の厚みは0.6ミリで、切れ味はカッターのL刃と遜色ない。
刃の出がしっかり固定されているから、引っかかって刃が抜けることもなく、力を入れてもそう折れることもないね。
ベニアから厚紙、樹脂や通常の刃物では刃を痛めてしまうようなものを切削するときに重宝してます。
国内での替刃入手経路はネット中心で、ブレードは前後を返すことで2回分は使用できるものの、コスパはカッターナイフ に軍配が上がる😑

上からみたところ

ユーティリティナイフの替えブレードについて

おいらが今回購入した替刃は国内で手に入るうちの最も廉価なものだと思う。
これ以前はIRWIN製やLENOX製のものを使っていました。
この二つは替刃としては高級な部類になっていて、バイメタルで折れに強いとか、チタンコーティングしてあるなどと、付加価値強めだったのだけど何せ消耗品としてはコスパが悪いため、お金のないおいらは安い方へシフトしましたのだ・・・って、まあお金がないのは本当だけど、実は、YouTubeにユーティリティナイフの替刃をブランド別に比較したものがあって、それを見てから安いブレードでもいいかなと考えるようになったというのが大きいかな😅

YouTubeチャンネル『Project Farm』の「Which Utility Knife Blade Is Best? Let’s find out! DeWalt, Irwin, Stanley, Husky, Kobalt, Lenox」で廉価品から高級品の耐久テストとしています。
興味のある方は是非ご覧ください。
この『Project Farm』ではその他様々なもので比較耐久テストをしていて、とても興味深い😎

最後に

今回は、普段使っているユーティリティーナイフについて、書いてみました。
刃物は沢山所持している(なんだか危ない人みたいだけど、もちろん道具としてのものだよ😲)、その中でも大半は研いで使う刃物ばかり。
使い捨ての刃物は刃が欠けたり折れたりしても、精神的ダメージが少なくて済むから、そうしたリスクのある作業で助かっている(カッターナイフだけではなく、替刃式カンナやスクレーパーなどもそう)。
ぶっちゃけ、替刃のブレードでも研ぐことはできるし、実際、替刃式カンナの刃は研いでいる。
カンナは使い捨てとは言え、どうしても切れ味がさらに欲しいという必要性からのもので、カッター やユーティリティーナイフにそれを求めても、利便性というところで、本末転倒になってしまうね😶

しかし世の中SDGsが叫ばれているけど、使い捨てブレードは金属ゴミとして再利用できないのかな?
おいらの住んでいる地域だと「一般ゴミ」扱いなんだよね。
危険な刃物ということで、刃にテープを貼って出さなきゃいけないからかもしれないけど、なんだか勿体ない。

何はともあれ、ユーティリティーナイフ、日本ではマイナーだけど工作などの作業にはおすすめだから、興味のある人は使ってみてはどうでしょうか?

こんなところで今回は終わりにします。ではまた👋



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