『市弘』鉋のレストア
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みなさんこんにちは。前回は『旭正宗』銘の鉋をレストアしていきましたが、圧着やサビ取りの時間に、別の鉋『市弘』という銘のある鉋のレストアをしていきます。
この鉋はブログにアップが間に合わず、途中の工程からの修復作業となっています。
刃は抜いて、台も表面はひと削りし、刃口埋め部分をごっそり取っ払ったところからのスタート。
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元の状態の画像がないから分かりづらいと思いますが、この木工ヤスリの当てている部分に8ミリ厚の板が貼ってあり、それで刃口埋めがしてありました。その板が若干傷んでいたのと、二か所の釘留めが、釘頭無くなった状態でサビが染み出していたという、かなり具合の悪いものだったので、外しました😆
元は画像に見える木ダボで埋めているところに釘がささっていて、それを抜くのに、ドリルでぐりぐりと、本当、釘やビスは折れるとやっかいだね😰全部きれいに抜いてから、ダボで埋めたということです😤
それで、前の板が貼ってあった部分をフラットにするため、ノミやこの木工ヤスリでならしているところなのさ(説明が長い😨)。
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樫の木は硬いから、こうした小口部分へノミをあてるときに、あえて立てて削ったりします。
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手作業で削るから、左右や手前奥でくるいがでないように、確認しながらの作業。
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元々はこの板で埋めてありました🙂(先に見せれば説明も楽なのに🤯)
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新たに埋める板の寸法を見ているところ。
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以前に作業部屋の道具紹介のときに紹介できなかった、テーブルソー〔三共コーポレーション製KTS185〕です。これ、珍しく単相100Vの誘導モーター、2ポール式なんでモーター音が静か。よくある丸鋸のような騒音がしないのさ🎐
そのかわり、パワーが若干弱いのと、回転速度もやや不足気味。十分使えるけどね!
天板とか定規が改造中というか、仮のまま使えているので、そのまま・・・😑いつか直そう、いつか。
それはいいと、このテーブルソーで板を切っていきます。部材はセランガンバツーの端材👍
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なかなか精度よく切断、収まりました💪
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元の板の厚みが8ミリだったから、この板も8ミリに削ります。こういう硬い材料をがしがし削るときは西洋カンナが便利。
ちなみにおいらは電動カンナもプレナーも持っていない・・・🤣
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板を貼るのに今回はタイトボンドⅢをチョイス。このボンドは木工ボンドの中で最強の接着強度があるらしい。その力を発揮させるには、少し多めにつけてシリコン刷毛でしっかりと伸ばすことが肝心。
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ボンドで貼り合わせたら、クランプとクサビで固定。クランプは材料が斜めで挟みづらいから、もう一つのクランプを足がかりにしました。
これを一日放置ですな。木工は接着や塗装の待ち時間が割とかかるから、同時に別の仕事をずらしてやることが多いです🥴
このあと、この鉋の刃『市弘』の研ぎなどがありますが、それは次回にです👋
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