弓鋸の柄の製作(Make a hacksaws handle)その1

DIY

木のハンドル作り(Making wooden handle)

木製のハンドル(Wooden handle)

みなさんこんにちは。DIYヤーの、のぶたです😶今日もDIYをしていこうと思います。

今回はこのレッドオーク材(Red oak)木製のハンドルを作っていきます。こいつはですね・・・

弓鋸(Hack saw)

こんな感じに弓鋸のハンドルを交換してしまおうと考えて、少し作って放置しておいたものです😆

2~3年前にこの弓鋸を購入して4本分柄を作っていたのですが、当時は道具も少なく、糸鋸盤で切り出したあと、ナイフ一本で面を取っていたのが大変過ぎて、挫折(画像の物はその時に面を取った一つ)。そのうち古い道具のレストアの方がやりたくなって、放置していました。

今は道具もだいぶ揃ったこともあり、何よりブログのネタに丁度いい🤯ということもあって、再開することにしました!

面取り(Chamfering)

南京鉋(NANKINGANNA Spoke shave)

まずは取れるところを小鉋南京鉋面取りしていきます。2~3年前にはこの南京鉋すら持っていなかった😅この南京鉋は銘が『悦英』で、結構よく切れます。

スポークシェーブ(Spokeshave)

こっちに写っているのはスポークシェーブと呼ばれる、西洋の南京鉋。さっきの南京鉋より身が細いから、少し内側も削れる。

改造して日本の鉋刃を仕込み直していますが、こいつはあまり切れないね😅

シェービングポニー(Shaving pony)

画像にあるSPF材で作ってあるものはシェービングポニー又はシェービングホース(Shaving horse)と呼ばれるもので、上の開口部に材料を挟んで、下のペダルを踏みつけて固定するもの。スプーンカービング(Spoon carving)をする人が良く使っています。

一般的なクランプと違って、踏んでる足を緩めれば材料を動かせるので、細かくポジションを変える加工のときにとても便利。両手も使えるしね😃

モーラ ウッドカービングナイフ(Morakniv Wood carving)

シェービングポニーに挟んで、このモーラ ウッドカービングナイフ南京鉋で削り切れない細かい部分を削っていきます。一個目を削った当時はこのナイフ一本で、シェービングポニーもなかったから、めちゃ大変だったよ・・・😭ちなみに左手の手袋は防刃手袋でアラミド繊維より丈夫なスペクトラ繊維で編んであるので、そうそう切れません。

ペダル(Pedal)

シェービングポニーのこのペダルを踏みつけることで、材料は固定されます。床が散らかっているねぇ😂

切削の方向(Cutting direction)

このレッドオークという木は日本でいうナラの木に近くて、強度がある。それでいて欠けやすいところがあるから、削るときは木目の方向に気を付けながらを取らないとなかなかに厳しい。画像の矢印は面を取った時のナイフを動かす方向です。

こうやってを取ったり彫ったりするときは、木目の順目(ならいめ)方向ということだけではなくて、木の繊維をどう断ち切るのかをイメージしながら作業するといいですね😀

切り出し(KIRIDASHI knife)

切り出しもよく切れるのだけど、今回の場合は対象の形が複雑なのと、進行方向が右へ左へと変わるので、両刃の上、刃先が曲線になっているモーラの方が使いやすい。切り出しは片刃なんで、右用と左用と別に揃えておく必要があるね😮

ハンドルに少し彫りこみをする箇所があって、そこはチップカービングナイフで彫ります。このナイフはその名の通りチップカービングに適したデザインになっていて、押し込んで切るときに力が入れやすいです。ブランドはビーバークラフト(BEAVER CRAFT)というウクライナのナイフメーカーのもの。今は、オフコーポレーションでも取り扱っているみたいだけど、おいらはebayで直接購入しました。

このナイフの柄は少しお遊びでカスタマイズしています😅

チップカービングについては、こちらの外国の方のページを参照くださいLSIrish.com

スクレーパー作業(Scraping)

キャビネットスクレーパー(Cabinet scraper)

大まかな面取りができたらキャビネットスクレーパーで仕上げていきます。このスクレーパーはこの間ダイソーの200円のノコギリから自作したものですね〔キャビネットスクレーパーのDIY~前編後編〕。

切れるナイフでも木目に流されてどうしても細かい面の連続のような形状になってしまうから、それをこのスクレーパーで削れば、かなりスムーズかつ光沢のある仕上がりになります。細かい部分はどうしてもでは削れないけど、スクレーパーを何種類か用意しておけば、かなり対応できます😀

カードスクレーパー(Card scraper)

カードスクレーパーキャビネットスクレーパーも本来は違いはないようだけど、おいらの使っている特に小さいサイズを便宜上カードスクレーパーと呼ぶようにします。

この三角形のものはかなり狭い部分も削れるのでとても便利です。このように形状の異なるものを揃えておくと、工作の幅が広まるね😶

手持ちのスクレーパー(Scrapers)

今、手持ちのスクレーパーです。画像左の3枚がダイソーノコギリから切り出して新規に作ったもの。

上の細長いものはダイソー胴付きノコギリの刃を改造したもので、これは厚みがなくてペラペラ。そのおかげなのか、削った時の仕上がりはなぜか一番きれい。

右下の3枚はヒートガンのおまけについてきたごく普通のスクレーパーだったものを試しに刃付けしたもの。意外と使えます😎

今回、とても中途半端なところですが、時間の関係でここまでです。

なるべく近いうちに続きをやろうと思います。では、また👋

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