ワックスがけ(Waxing)
皆さんこんにちは。DIYヤーの、のぶたです。今回もDIYをしていこうと思います🤩
前回はサンディング研磨後、シェラックをタンポずりしたところまでやりました。
一日乾燥させたので、また前回のようにヒートガンで熱硬化(Thermoset)させ、そのあと、0000#のスチールウールを軽くかけました。
スチールウールは使うと削りカスがとてもでるから、ダスター刷毛(Duster brush)と集塵機(Dust collector)できれいにクリーニングしておきます。
続いて、ワックスがけをします。以前にバフをおこなったときは、木工旋盤(Wood lathe)でやりましたが、おいらの旋盤はどうもパワーも回転速度もないので😥、ボール盤のベルトを高速に掛け替えてワックスがけをします。
バフと素材との摩擦熱で溶かして、塗りこみます。使っているワックスがカルナバ蝋(Carnauba wax)と蜜蝋(Bees wax)のミックスで、それなりの温度にならないと溶けてくれない🥘ただ、やり過ぎると下地を傷めるので、素材は常に動かして、一か所に摩擦が集中しないように気を付ける😶
ボール盤のバフが入らないところは、ロータリーツールの小さなバフで対応。画像のツールは東洋アソシエイツ[Mr.Meister]のPT-αです〔現行はPT-αⅡなのね〕。とても軽量で持ちやすいので、軽い作業ならDremellより使いやすいね😉
組み立て(Assemble)
木材側もほぼほぼ仕上がったので、弓鋸本体へと組み込もうと思います。ところが、溝を掘ってから時間が経過し過ぎたためか、溝が狭くなって入らない😱溝を掘った当時はゆるいくらいだったのに・・・。
しょうがないので、厚みの薄いノミで削りました。5ミリ厚のノミでピッタリ😅
干渉するところがあったから、こちらも細い〔2分〕ノミで削る。
なんとか入った。わりとキツめだから、ゴムハンマー(Rubber hammer)で叩き込みました。ゴムハンマーは一つ持っていると便利です、でもできれば白いゴムハンマー方が、叩いたときにゴムが擦れついても目立たないよ😎
ハンドルの固定には真鍮リベットをチョイス。なぜかというと、ただのカッコつけです😅
ボール盤に6ミリの鉄工ドリルビットを取り付けて、ハンドルの穴に沿わせて貫通させます。弓鋸はステンレス鋼ではなくて、鉄にメッキをしたものらしく、焼きも入っていないようだから、穴あけは楽でした。
リベットの頭やワッシャーが埋まるように座ぐりをします。先に6ミリの穴が開いているから、木工用ドリルビットは使えず、鉄鋼用ドリルビット12ミリを使用しました。本当は専用の座ぐりビットがあると正確でキレイに穴あけできますね・・・😄
12ミリの太さをつかむ電動ドリル(Electric drill)を所持していなかったから、ハンドドリル(Hand brace drill)で加工しました。こうしたハンドドリルはへたな電動ドリルより力強く、繊細に仕事ができるから、一つあって損はないよ😃
リベット打ち(Riveting)
穴が開いたところにリベットを打ち込むのですが、この通り、少し長い。
3ミリほど短くしたいけど、12本あるのを一本一本切るのは面倒。なのでまとめてクランプして切ろうと思います。
適当な木っ端に両面テープ(Double sided tape)を貼り、そこにリベットを6本ならべ、別の木っ端でサンド。固定はXYテーブル(XY-Table)のT-Slotを利用して、ステップクランプ(Step clamps)止め。
弓鋸〔金鋸〕のパーツを金鋸で切る・・・😅
金鋸で切っているとクランプからリベットが滑ってずれてしまうので、改良しました。挟んでいる木材に溝を付けて滑り止めにしたってわけです😶これで、安定して切れました💪
ノコギリで切りっぱなしだとバリが引っ掛かるので、鉄工ヤスリ(File)で軽く面を取っておきます。
リベットを穴に通し、先の方にワッシャー(Washer)をかけて、そちら側を片手ハンマーで叩いてリベットをつぶしていきます。
持っている片手ハンマーが1-1/2lbで約680gあるので、少し重たい。柄の中から先の方を持って叩かないとコントロールが難しいです😑対象になる柄の下に硬い木〔セランガンバツー〕を敷いて叩きました。
コツコツとリズミカルに叩いて、リベットをつぶしていくとワッシャーが動かなくなり、固定されます。思ったよりリベットがつぶれてくれず、結構疲れる🥵
下手くそなおいらは、リベット以外を叩いているね😭なんとか修復を試みます。
木がへこんでしまったときの対処の方法です。水で濡らしたウエス(Wet cloth)〔ボロキレでも紙ウエスでもいいです〕をへこみに被せ、その上から金槌(Hammer)で軽く叩きます。えーと、それだけです😶
先ほどの画像と比べて、だいぶへこみがなくなったのがわかると思います。これは、つぶれた木の繊維に水を吸わせて膨らませる、木の再生力を利用したものです😮
一回で直らなくとも、数回試して時間をおけば直るときもあるので、必要な時に活用してみてね(まあ、へこまさないことが一番だけど・・・)。
リベットが打ち終わったら、少しできた隙間にシェラックを塗り、全体にOld VillageのWax Polishで仕上げました。
ちょっと中途半端だけど、今回はここでいったん終わります。
次回、鋸刃の組み込みと最終仕上げで終わろうと思います。
ようやく完成として、売るにも、売れるのか?😑まあ、考えないようにしよう。
それではまた、👋
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