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古いハンドドリルのリメイク(Hand drills rebuild)木製ハンドルの制作(Make a wooden handle)その4

リメイク

ハンドル部分の制作(Make a wooden handle)

みなさんこんにちは。DIYヤーの、のぶたです。今回もDIYをしていこうと思います😗

前回は、クリックボール(Hand brace)のノブ(Head)部分を作成しました。今回はそのクリックボールの持ち手のハンドル(Handle)部分を作っていきます。

木工旋盤(Wood lathe)に固定し、加工する部材はこの回にて積層圧着した木材です。カリマンタン黒檀(Kalimantan ebony)、パドック(Padoauk)、モチノキ(Nepal holly)を重ね合わせたもので、のちにドリル本体のフレームへ取り付けられるように、真ん中が仮止めで割れるようになっています。

こいつを、ボウルガウジ(Bowl gouge)にて大まかに整形。画像のようなカラフルな木くずが出ました😮

ここから両端の長さを正確にして、曲線の感じも元のものを参考にガイドを作り、削っていきます。

部材の仮止めは結構丈夫だけど、スキューチゼル(Skew chisel)が引っかかると割れてしまった。まあ、直すのも簡単だし、このパーツは軽いから、すっ飛んで危ないこともない😕

削れたら、今度はハンドルに穴あけをします。このハンドルの径もスクロールチャック(Scroll chuck)に合わず、どうやって旋盤(Lathe)に固定しようか悩んだのだけど、最終的には同じくらいの太さのアルミパイプ(Aluminium pipe)を用意して、パイプの内側をリーマー(Reamer)という工具でテーパーをつけ、そこにハンドル材を押し込んだら、意外と上手く固定できた😧

そこに木工ドリルビット(Auger bit)で穴を開けます。本来、この旋盤AMINI No.2100テールストック(Tailstock)はドリルチャック(Drill chuck)に交換できないものなんだけど、そこは少々強引に取り付けています😅しかもネジで芯を押すこともできないから、テールストックごと腕力で押し込んでいます🥵あと、画像に見える部材の外側にある白い物体は、インシュロック(Cable ties)です。穴開けの負荷で、どうしても仮止めのところが割れてしまうから、その対策です。

何とか穴は開けられるけど、やはり大変だから、木工旋盤(Wood lathe)は汎用性のあるものを選んだ方がいいね😑

穴を開けたハンドル材は仮止めの部分を割り、エポキシ接着剤(Epoxy adhesive)を使って組み込みます。その前にドリル本体のフレームにシリコングリス(Silicone grease)を塗って、回転が滑らかになるようにしておく。木材にはシリコン系の方が浸透しにくいから、都合がいいのさ😎

真鍮金具の穴径調整(Hole diameter processing to brass fitting)

ハンドルはひとまずOKとして、今度はノブ(Head)パーツを取り付けるのだけど、この真鍮ニップル(Brass fitting)の穴径がドリルのフレームにぴったり過ぎて、入らない。少し穴を広げて回転するくらいの公差が必要なのね🤔

そこで、ニップルを旋盤(Lathe)に取り付けて、棒ヤスリ(File)で削ってみた・・・が、なかなか削れない😓

そこで、少々強引だけど、電動ドリル(Electric drill)の先にスクエアエンドミル(Sq. end mill)を取り付けての研削😮手持ちだから、これでもなかなか削れないけど、棒ヤスリよりははかどる!

11㎜の軸径に対して穴径を11.3㎜と0.3㎜ほど大きくしました。あー、金属加工用の卓上旋盤が欲しい😑

スクエアエンドミル(Sq. end mill)とは、フライス盤(Milling machine)などに取り付ける刃で、金属表面を切削するのに使用するものです。

ノブの取り付け(Assemble the brace head)

金具の固定にはEリング(E-ring)を使います。フレームにドレメル(Dremell)にてスリットを刻み、Eリングがハマるように加工しました。

また、このまま取り付けるとノブが上下に動いてしまい、フレームを傷つけてしまうから、フェルト(Felt)を詰め込んでズレなくしました😕

パイププライヤー(Water pump plier)で、締め込んでいきます。一回ネジ切っているから、簡単に入るはず・・・いや、キツい・・・🥵結構力を入れて入れて回したので、ニップルに傷がついてしまった。まあ、この部分はカバーで隠れるからね・・・😓

そのあと、パイプソケット(Pipe bracket)を取り付けて完了。こうしたネジ締めは電動工具を使うより、手締めの方が無難だね。

ハンダによる修正(soldering touch-up)

画像のように真鍮ニップル(Brass fitting)とパイプソケット(Pipe bracket)の間に隙間ができてしまったので、ハンダで埋めます😥

使うのは、100Wの板金用ハンダごて(Soldering iron)と銀ハンダ(Silver solder)、板金用フラックス(Flux)です。これはラチェットパーツの修正の回でやったものと同じですね😎

金具を十分に熱して、ハンダを流し込みます。余ったハンダヤスリ(File)で削りとり、少し磨いて完了。金属の穴埋めならば、銀ろう(Brazing)という手もあるけど、木や塗料が燃えてしまうから組み込んでからは無理😑

実は、Eリング(E-ring)が外れる事案が発生し、急遽、分解してハンダ(Solder)で固めました😭おかげでソケットに傷が〜!!しかもステンレス(Stainless)製を買ったつもりが、クロームメッキ(Chrome coating)製ということがわかり、二重にショック😵

Amazonの商品説明を見直したら、ステンレスと書いてあったり、ダイカスト(Die-cast)と書いてあったりってオイオイ💦商品見た時からメッキっぽいなーとは思っていたんだけど後の祭りだね🤣

画像ある傷の部分を見てもらうとわかると思いますが、クロームメッキ(Chrome coating)の下地のおそらくニッケルメッキ(Nickel coating)が見えています。

もはやメッキをするわけにもいかないので、研磨、バフ掛け(Buffing)してから、錆止め透明コートを吹きました😞

クリックボール(Hand brace)本体についてしまった傷はもう一度上から塗装します。色々と一筋縄でいかないね🙁

今回のブログはここまでにして、次回はクリックボールでない、ハンドドリル(Hand drill)の方の制作をやろうと思います。それではまた👋



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