ついに旋盤作業
Amini木工旋盤に白樫材を取り付けたところ。今回は写真多めにアップするから、画像サイズをBLOG向けに小さくしたよ(昨日まではその知恵がなかったとも言う)。
最初はこのガウジ(ボールガウジ?)で粗削りをして全体を丸くします。
このガウジはこの旋盤をヤフオクで入手したときに、おまけでついてきたもの。先端形状がボールガウジ?ラフィングガウジ?いまいちわからない。柄は最初のが折れたから、ロバートソービー風に作った。
粗削りした表面に口金とカツラの取り付けるケ所の印をします。
ぐるっと回転させながらスミ線に。
口金の内側の径をノギスで計り、アウトサイドキャリパーに寸法コピー!
SK11のバイトを改造して作ったビーディングツールで、大体の深さへ掘っていきます。
削って、キャリパー当てて、良い感じになるまで慎重に削るを繰り返す・・・。
カツラ部分と口金の部分を大まかに削ったところ。ここでは計った寸法より気持ち太くしておきます。
柄の太さは直径18ミリ程度にしたかったので、その部分も大まかにビーディングツールで削ります。
しかし、口金とカツラが細いから、全体になじませると万年筆の柄のようになりそう・・・🤔
ここからはスキューチゼルの出番。これもSK11のバイトを改造して刃付けしたもの。
スキューではなるべく段差を取って、全体をなだらかに。この作業は重要だよ😎
スキュー作業が終わったらサンドペーパーでさらに滑らかにしていきます。お気に入りは3Mのスポンジヤスリ。適度に曲がり、摩擦熱でも手が熱くならないし、耐久性も高い優れもの。
FINEからSUPERFINE、MICROFINE(ULTRAFINEを忘れた😅)番手でいうと#240~#1500程度まで研磨します。
ここで粗い目のヤスリ(#100など)をかけてしまうと、研磨スジが強くついてしまい、それを消すのが大変になってしまいますので注意ね😘
つやが出ているのわかるかな?✨
金具の取り付け、穂の差し込み穴の加工
旋盤作業が終わり、口金とカツラを仮に付けたところ。カツラの方は柄を木殺しすれば丁度入りそう。口金側はもう少し削らないとね。
木工ヤスリと切り出しでちょっとずつ削って、口金を合わせました。そうそう、もう一本も同時に加工しています。
次にノミの穂が入る穴の加工。目視で垂直を確認し、バイスに固定。
本来なら旋盤でやれれば精度もいいのだろうけど、AMINIのテールストックではそんな高度な芸当できないから😅ボール盤による穴あけ。
穴が開いたら、穂に合うようにノミで削ります・・・と思ったら、穂の径が細すぎて、手持ちのノミではつっかえる。
彫刻刀の切り出しと、三つ目錐を利用して加工しました。
ノミの柄を作る職人さんは特殊な刃物を用いて、底の方まで精度よく削るようですが、おいらにはできん・・・😭
何とかうまくいったよ。
もう一本の方は、気持ちゆるいような・・・?不安なので、エポキシ接着剤を使用。
本職の人は絶対やらないだろうな。でも、抜けるよりはいいしね。海外のDIYの人たちはこうした取り付けにバリバリ、エポキシ使いまくっている。
カツラを入れるところは金づちで木殺しをする。つまり横からぶっ叩いて木をつぶすのだ!!
木殺しをした柄にカツラを叩き込みます。といっても1分ノミで、鋼の補修部分が気になるから、あまり強く叩けない。
なるべく丁寧に真っ直ぐ叩いて、沈ませる。このときに下がり輪打ちという専用道具を持っているといいらしいが、あいにくおいらは持っていない。画像にあるレンチが丁度いいので、それをかぶせて叩いている。それもなければ、バールの角を利用して叩くといい。
カツラが下がったら、水につけて木を柔らかくする。
ある程度水につけたら、カツラからはみ出ている木の部分を外側に広げるように叩く。
おいらはこの時、刃槌の細い方を利用して木の繊維を割くように叩いている。これが具合いい。
こうして木を広げることでカツラが抜けにくくなります😉
新品のノミも最初はカツラが下がっていないから、同じように下げましょう(カツラの向きとか内側の処理とかあるけど、それについては別の機会に)。
最後に亜麻仁油を塗布して今日は終了。亜麻仁油は乾燥に一日程度かかるのを2~3回上塗りする予定。そのあと、仕上げ研ぎをしてやっとヤフオクに出せるかな?半ばジャンク品だから値が付かなさそう・・・😱骨折り損のくたびれ儲けや。
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