おばあちゃんの包丁を研ぐ〔Sharpening my grandma’s knives〕その2

DIY

ハマグリ刃の研ぎその1

みなさんこんにちは。
DIYヤーの、のぶたです。今回もDIYをしていこうと思います🤗

前回、このおばあちゃんの包丁を#600のダイヤモンド砥石にて、片面13度、両面で26度のフラットグラインドで研いだところまで書きました。
今回もその流れで、ダイヤモンド砥石#800〜#1000と目を細かくして同じくフラットグラインドで研ぎ込んだところです。

包丁としては、この画像にあるDMTのFINEで砥げば、割と切れる状態にはなる。
ダイヤモンド砥石ながら、それなりに実用可能な切れになるのは、さすがはDMTといったところ。
FINEの上のEXTRA FINEなら、仕上げに近い研ぎができるかも知れない(持っていないのでハッキリは言えない🤥)。

ここまで研いで、フラットグラインドの刃がある程度完成したので、ここからハマグリ刃へと研いでいきます。

自分の研ぎ方では、フラットグラインドした先端を残しつつ、角を丸めるイメージ。
上の図でいう赤いラインを磨く感じだね。

ハマグリ刃としていはいるけど、おいらはナイフ研ぎのコンベックスグラインドを参考にしているから、もしかしたらちょっと違うかもしれない😅

研ぐときはさっきの#1000で、角を丸めるような気持ちでなるべく先端を触れないように回転させながら研ぎます。

上の動画はおいらのやり方をアニメーションにしたもの。
こんな感じにぐりぐり回しながら研いでいきます。

上の動画は砥石を手持ちでといでいるけど、やり方としては自分の物に近い(色々動画を検索したけど、回転させながら研ぐのは他に見つからなかったのさ…😅)。

実際にコンベックスグラインドに研ぐのは、砥石に対して回転させずに微妙にカーブを付けるやり方の方が一般的なんだとは思う。
平らな砥石に対してなだらかな曲線に当てるのはちょっとコツはいりそうではあるけど、これも慣れなのかな。

そんな感じの研ぎ方を解説しているYouTube動画を埋め込もうと思ったのだけど、埋め込み許可がないのか、できなかったのでリンクにします↓

How to Sharpen a Convex Knife Using a Whetstone
In this video, I cover the techniques on how to use a whetstone to sharpen a convex knife. A Bark River Aurora is used f...

やり方は人それぞれで、自分に合っているという方法を見つけるのがいいのかな🤔

一応こんな感じになってますっといっても、この画像ではよくわからないか😓

ハマグリ刃の研ぎその2

ダイヤモンド砥石の次に天草砥で仕上げ。
天草砥は割と硬くて砥泥も出にくいから、KING人造名倉で表面をなじませてから使っている。
こうすることでだいぶ研ぎやすくなるし、仕上げも良好なのだ。

研ぎ方は刃先をやさしく整える感じで、前回のフラットグラインドと同じように斜めに滑らせるように研いでいきます。
刃返りがでたら反対側も同じように研いで、最後は表裏を交互に返しながら刃返りを取る。

ハマグリの部分はさっきと同じよう円を描くようにして研ぎますが、これもなじませる程度でいいと思う。
ハマグリの形状はダイヤモンド砥石で整形してあり、この部分を仕上げ研磨しても切れには影響はないと思うからね。

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仕上げ

三本とも同じように研ぎました。

刃の感じ
左が研ぐ前、右が今回研いだ物×50画像(左右にスワイプ)

刃先まで何とか整っている様子。
何かで聞いた話だけど、包丁の刃を鉋なんかに使う仕上げ砥石で研ぎあげるより、中仕上げ程度で仕上げた方が切れるそうな。
理由としては、包丁は刃に沿った方向に押したり引いたりして切るものだから、ミクロのレベルでノコギリの刃のようにギザギザしている方が対象を切り裂きやすいのだと。
鉋は刃の方向に対して直角に当てて削るものだから、使い方も用途も違う。
包丁も刺身包丁など用途によっては仕上げも違うとは思うけど、一般的な文化包丁なんかは天草程度で丁度いいのだろうね。

熟したトマトも薄切りできるなら、合格でしょ🍅

最後に

包丁3本と裁縫ばさみ1挺を研ぎおえて、おばあちゃんに送りました。
切れるようになったと喜んでもらえたから、頑張った甲斐もあったよ🥳
道具は手入れさえすれば長く使えるからね、最近でいうところのSDGsやな。

おまけにBlenderでレンダリングした画像も貼っておきます。

元のモデルはRhinocerosで作ってから、stlに変換してBlenderにインポート。
砥石は適当に長方形に石のテクスチャを貼っただけ。
Blenderは3DCADとかなり操作感覚が違うから最初はかなり戸惑ったけど、何とか形にしたという感じ😅

自分の持っているMAC版Rhinoceros5はレンダリング機能が限定されているし、VIACADv10のレンダーも良くない。

正直言って、Blenderのレンダリング能力は無料アプリとは思えんくらいの機能でびびる😆しかも、まだ全然扱え切れていなくて途方もない・・・。

裁縫ばさみの研ぎとかも書こうと思ったけど、今のペースでブログにアップしていたら、いつまでも他のことが書けないから割愛します。

RhinocerosやBlenderまたは、VIACADなんかの3Dネタも書いて見たいが、技量が伴っていないから😵なかなか書けんわ。

次回は、また何か書きます。ではでは👋



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